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心穏やかな日々。 [日々のこと]

ニセコに住み始めて、1か月半近くになりました。

最初は寂しさを感じましたが、こんなに心穏やかな日々を過ごせるよう
になるとは、本当に感謝ばかりです。

朝は、夜明け前から鳥たちが鳴き始め、太陽は、今は羊蹄山の左側から
燦然と上って来ます。

葉を落としたままの姿だった木々も、次々と葉が芽吹き育ち始め、陽に
輝いています。

こんなにあちらこちらにあったのだと驚かされる山桜も、美しく咲き、
昨日今日は、桜吹雪を散らしています。

きれいな空気、青い空白い雲、少しずつ萌え出している緑、可愛い花、
素晴らしい季節に迎えてもらい、幸せを感じます。

今まで二軒の家に分断されていた荷物が、4月22日に一緒になったため、
一階はなんとか快適な空間になりましたが、二階はまだまだ整理がつき
ません。

でも、ココロとたくさん散歩し、大好きな本を読み、お菓子を焼き、
健康を考えた料理を作り、仕事から帰宅する主人を待つ、この心穏やか
な日々に、心から感謝しています。

当面の課題は、二階の片付けです。…頑張らなきゃ!(^ ^)


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にもかかわらず、心楽しく♪ [生き方]

昨日、今日と、北海道は4月下旬から5月上旬の気温とのことで暖かく、
ここニセコの家の周りの雪解けも一気に進んでいます。

朝、8時前に車で出勤する主人を、ココロと一緒に見送ります。
そのまま少しの間、ココロと散歩します。

今朝は、雪の下から顔を出している、まだ開いていないフキノトウを
3個摘みました。

洗って、黒っぽいところを取り除いて、少し水に浸した後に、30秒程
茹でて、また水に晒します。

良く絞ってみじん切りにして、フライパンで空炒りし、味噌、みりん、酒等
を溶いて入れて、少し火を通しながら混ぜて“フキ味噌”の出来上がり。

熱いごはんや、冷奴に乗せて食べよう!楽しみです^_^

ニセコに来て2週間が経ちました。
この家を建てて以来のお付き合いの、お隣さんのNさん。
いろいろお手伝いして頂き、本当に感謝ばかりです。

4月22日に完全に引越しが終わるまでは、落ち着かないだろうと
気を使ってくれていて、まだ周りとの交流も無く、主人が仕事に
行った後は、ココロと2人きりの毎日。

静かで、寂しかった。不安もあった。

でも今日、夜明け前に目が覚め、ふと閃いた。
“にもかかわらず、心楽しく”生きよう!と。

折しも、これからうれしい春が来ます。
雪が溶け、木々の葉が芽吹き、緑が育ち、花が咲き、鳥が歌います!

都会には無い、たっぷりの自然を楽しみ、たっぷりの時間を、心楽しく
過ごして行こう!

何もかもに感謝しながら、これからも生きて行きたい。
そう思えた、素晴らしい朝でした^_^




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ニセコでの日々。 [日々のこと]

ニセコでの生活が始まり、10日余りが経ちました。

札幌の荷物の引越しは、4月22日なので、それまでにここの片付けを
して、札幌の家具や段ボールを運んでもらわなくてはなりません。

この家を建てて21年。
札幌で使わなくなった物、着なくなった服、読み終わった本、etc...が
いっぱい!

その片付けをずっとしています。
何よりも本の量が膨大で、ここにあと10日後に札幌の本が大量に来る
ことを考えると、頭が痛いです。

主人は、4月1日から新しい仕事に通っています。
朝8時前に家を出て、午後5時半ごろに帰って来ます。
職場は、人間関係にも恵まれ、楽しそうです。
何よりの感謝です!

でも私は約9時間半の間、愛犬のココロとだけで過ごしているので、
昨日は本当に寂しさを感じました。

札幌の家具や荷物が収まり、片付けが済んだら、一日一日の計画を立て、
実りある毎日を過ごそうと思います。

ニセコは、まだ雪が残っていて、木々は葉を落としたままの姿です。
なので、空は青く高く広がり、冠雪した純白の羊蹄山の頭が、リビング
からくっきりと美しく見えています。

穏やかな一日に感謝し、すべてのことに感謝し、進んで行こうと思います。


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新たな人生へ。 [日々のこと]

春の訪れを感じさせてくれる暖かな陽射しがリビングに入っています。

約2年過ごした、この11階からの眺めと暮らしと、あと少しでお別れです。

何かと愛着を持ってしまう私は、ここの暮らしを離れることも、少し寂しく、
ここで過ごした2年の日々がとても愛おしい。

窓から見える、街の風景。
朝から元気に走る市電、歩く人々、夜の美しいイルミネーション。

少し元気のない時も、ススキノのノルベサの観覧車の、色とりどりに変化する
イルミネーションをしばらく眺めていると、元気になれた。

活気のある、札幌という街。
素晴らしい街だと思う。
札幌に住んで、50年近くになるけれど、本当に良い街です。

あと少しで、21年前に建てた、ニセコの家に引っ越します。
昨年勤めた職場で、少し心を痛めてしまった私は、長年の夢だった土いじり
をしながら、体と心を癒し、大好きな本たちに囲まれて生きる生活にシフト
します。

どんな生活になるのかなぁ。

周りは、自然ばかり。
コンビニも、映画館も、大好きな本屋さんもありません。

地に足をつけて、自分の人生をじっくりと構築して行こうと思います。

新たなスタートが近づいて来ました。

ワクワクして、進んで行こうと思います(^ ^)!

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「大人の責任」 [日々のこと]

北海道新聞(夕刊) 2019年(平成31年)2月21日(木曜日)

ノンフィクション作家・エッセイスト 千石 涼太郎
「大人の責任」

昨夜、夕刊でこの記事を読み、心の中で思わず拍手をしました。

まず前半の部分です。

ーー犯罪は昔からある。悪人はいつの世にもいる。
人間というやつは、実に未完成なもので、誘惑にも弱ければ、身勝手な
気持ちは誰にでもある。自らを律することなくしては間違いを犯すものだ。
私自身も、自らの至らなさを自覚しつつも、無理矢理といえるくらいの
自己肯定をしなくては生きていけないような、そんな程度の人間である。

かなり自己中心的な思考が根っこに潜んでもいるし、依頼心も低いほうではないのだ。
ただ、その欲求を抑える理性やプライドを総動員して、どうにかこうにか、社会性を
持たせ、少しずつではあるが、人としての成熟度を上げようとしているに過ぎない。ーー

そして、中盤を引用します。

ーーそんな体たらくの私でも、昨今のニュースを見てると、「人としてどうなんだ?
いまの世の中、おかしくなりすぎてないか?」と思うことが多すぎる。
(略)
失言、暴言を繰り返す政府首脳に、公文書や統計を改ざんする官僚。幅寄せや煽り運転を
繰り返すドライバーに、不潔で不謹慎ないたずらをする回転ずしや牛丼屋のアルバイト。
芸能人や著名人の薬物や性犯罪事件等々。
倫理観や道徳観、マナーやエチケット以前に、法律というルールすら守れない大人の
なんと多いことか。(略)ーー

そして、私が心から憤っていたことを最後に書いてくれていました。

ーーその中でも、親による子供への虐待や、保護すべき大人の無策というか、無責任な
態度には、強い憤りを禁じ得ない。
千葉県野田市で起きた父親の虐待による心愛ちゃんの事件では、身勝手で無責任な
大人たちの姿が浮き彫りになった。

この父親は、おそらく仕事や社会で自己実現できない不満と欲求を家族にぶつける
ことでしか生きられない弱い人間。家族依存、子供依存の情けない大人の姿がそこに
見える。心の闇を血を分けた子への虐待としてあらわしたことは、人として許されざる
こと。万死に値するといっていい。(略)ーー

怒りは、SOSを出していた心愛ちゃんを助けられなかった大人たちにも。

ーー野田市に限らず、児童相談所も教育委員会も学校も、自分たちの仕事はなんなのか
と、もう一度深く考えるべきとは思うが、この事件に携わった人たちには、もうその
資格すらないのではないか。解雇相当と思うが、そうでないなら、せめて自ら職を
辞する道を選んでいただきたいものである。ーー


私は読み終わって、千石涼太郎さんの言葉に強く共感し、溜飲が下がる思いがした。

「大人の責任」…大人がこんなことをしていて、これから成長していく子供たちや
青少年に、何を言えるのだろうかと思う。

東野圭吾の“麒麟の翼”じゃないけれど、大人は子供に“間違った方程式”を教えている
のじゃないか?

そんな私の中の憤りを、千石涼太郎さんがスッキリと表してくれました。










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『六十歳からの人生』 [本のこと]

『六十歳からの人生』 曽野綾子著

この本の帯にはこう書いてあります。

ーー人生の持ち時間は、誰にも決まっている。
六十、七十、八十、九十歳。
移り変わる体調、人づき合い、暮らし方への対処法。ーー

私は、小さい頃は弱い子だったらしいのですが、物心がついた頃からは、
とっても丈夫で、今まで健康に過ごして来ることができたのは、本当に
感謝すべきことでした。

でも、この本の“はじめに”にこう書いてあります。
ーー六十歳からは、いかなる人も逃れられない共通の運命が襲う。
老化という人間の本質の変化である。ーー

私も、昨年暮れから、右膝に痛みを感じるようになっていました。
右腰にも少々違和感が続いていました。今まで感じたことがない経験です。
体に湿疹ができて、少しずつ広がり、痒みに苦しみました。

この本の帯に書いてあるように、年齢と共に、これからもっと体調は移り
変わっていくのでしょう。

そして、“人づきあい”…!
ここ札幌にいれば、自分から求めて行かない限り、人づきあいというのは
ほとんどありません。

でも、4月に引っ越す所では、良きにつけ悪しきにつけ重要な課題と
なります。

幸いなことに、膝と腰の不調は、先日、娘のダンナさん(理学療法士)に
施術してもらうことができ、本当に良くなりました。感謝です。

湿疹は、皮膚科に行っていますが、なかなか手強いです。
体や心に現れてくることは、必ず何かのメッセージですから、きちんと
考え対処していかなければと思います。

そして重要な、“人づきあい”は、前回のブログ記事に書いたように、
“打たれ弱い”私にとって、大きな課題です。

でも、この本の中で、曽野綾子さんはたくさんのことを教えてくれています。

第1章 六十歳からの時間を生きる
第2章 六十歳からの人付き合いは、無理をしない
第3章 六十歳からの暮らしは、身軽に
第4章 六十歳からの病気との付き合い方

ーー対処こそが人間的な業なのだ。ーー
と曽野綾子さんが書かれているように、これからもいろいろ学びながら、
新しい人生を始めて行こうと思います。




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今生の負。 [生き方]

北海道新聞 新北のうた暦(ごよみ) 2019・2・6 より

今生の負に立ち向ふ雪無尽 ーー深谷雄大


以下は、五十嵐秀彦くんの解説です。

止むことなく降りしきる雪の中で、自分の人生をじっと見つめている。
過酷な日々を送ってきた作者にとって、生きることは常に負(マイナス)
であった。その負に立ち向かうことが生きる意味だ、という悲愴感が
この句には満ちている。
雪が象徴する暗くて寒い己の宿命から逃げることなく、道を見いだして
歩もうという覚悟の句だ。


う〜ん、深遠だ! でも、なんかいい!

私の人生の“今生の負”って何だろう、と考えてみた。

やはり、“打たれ弱い”ことかなぁ。

繊細といえば聞こえがいいけれど、弱虫なんだな。

批判は元より、叱責なんかされたら、イチコロに心折れてしまう。

これからの人生。4月から新しく始まる人生。

立ち向かうべきは、自分で“今生の負”と思っている、“打たれ弱さ”
なのかもしれない。

でも、ホントは、他にもいっぱいある。

人前が苦手なくせに寂しがり、リーダーシップが苦手、なかなか一歩
が踏み出せない…等、等。

わ〜、後半の新しい人生、立ち向かうこと満載だ!

“雪無尽”のような豪雪地帯のニセコで、“今生の負”に立ち向かおう…(^ ^);!











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嵐! [日々のこと]

【嵐 2020年末活動休止】

相撲が大好きな私です。
場所開催中は毎日TVを見て、キャーとかギャーとか喚き声をあげ、時に
立ち上がり、好きな力士が勝ったら盛大に拍手をし、横にいるココロを
ビビらせています。

きのうは、千秋楽でした。
早めに夕食の準備をして、4時には臨戦態勢で、食べ飲みしながらの
TV観戦です。

あと2番の取り組みを残しての、優勝候補の玉鷲と、遠藤の闘い。
玉鷲が一気に遠藤を倒し、優勝を決めた瞬間に、TV画面の上方に
“玉鷲初優勝”のテロップが流れました。

な、なんと!次の瞬間に現れたテロップが…!

“嵐が2020年末に活動休止”

言葉が出ず、次の髙安の試合も上の空。嵐のことで頭がいっぱい。

優勝インタビューまでの間のTV撮影でも、玉鷲は何度も涙を拭う。
15年の間、休まず出場し頑張って来た玉鷲、そしてその日にちょうど
第二子が誕生していた玉鷲、おめでとうの涙と共に、大好きな嵐の
ことが衝撃で、涙が止まらない…。

一夜明けて、新聞の一面に載っているのをまず読み、番組欄を見て
録画予約。
掃除、洗濯、家事を済ませて、さあ録画を見よう!と座ったら、娘
から電話が来て、「母さん、メソメソしてない?」

メソメソしてるよ〜!

でも、2020年12月31日まで、2年近くもあるのだもの。
大好きな嵐の姿は、まだまだ見られる!

心が落ち着いたら、早めに発表してくれたことに対する感謝の気持ち
が湧いて来ました。

私にとって、嵐という存在は、人生の中でかけがえのない存在です。
いつも心を明るくしてくれる。あたたかくしてくれる。

ハンサムで、心優しい男の子たち。
一生懸命に踊り、歌う姿に勇気をもらって来ました。

ありがとう!
あと2年もある活躍を応援し、楽しみにしています!

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素晴らしい奇跡! [生き方]

【娘に奇跡が起きました!】

昨日の朝、娘から電話が来ました。
「今日、行ってもいい?」「うん、おいでー!」

不調が続いていてなかなか外出できずにいた娘が、約束した午前10時に我が家に
やって来ました。
入って来た時のオーラを見て、きっと良いことがあったのだろうと思いました。

第一声が、「母さんに、感謝の思いを伝えに来たよ。」でした。

何があったのか、まだ分からない状況でしたが、その時点でお互いに涙が
あふれました。

娘は、ある一冊の本に巡り合い、〝許す〟ことをし、それが〝感謝〟に変わった
時、今までの辛く苦しい心が一転し、重かった肩の荷が下り、幸福感に包まれた。
そして、母さんに感謝の思いを直接会って伝えたいと思った、ということを笑顔で
次第に話してくれました。

娘が心に不調を感じ、発病して以来15年。こんな奇跡が起きました!
きのう1月23日は、貴重な記念日になりました。

以前に書いたブログ記事を振り返ってみました。

【マイカテゴリー (伝えたいこと)】
2009年4月1日《許すということ》に、こう書いていました。
ーー 許すこと…人生の中で最も難しいこと、しかし最も素晴らしい奇跡
を起こすことです。

【マイカテゴリー (伝えたいこと)】
2009年4月2日 《感謝するということ》にも、書いていました。
ーー“感謝”は、人生にいろいろな奇跡を起こします。

【マイカテゴリー (健康のこと)】
2009年4月14日 《最善なこと》には、こう書いています。
ーー「感謝の気持ちを持ったときに、病気が治る遺伝子がONになる」ことを
知り、感謝が起こす奇跡を知った娘の、偉大な遺伝子がONになり、素晴らしい
“最善”が起きることを、母は毎日祈り続けます。


10年も前のブログ記事ですが、こう思った時からずっと祈り続けて来た私
です。
以前は、心の中で言っていたのですが、最近は声に出して、毎日毎日祈って
来ました。

でも、娘は自分の努力で心の変革を起こしたのです!
難しい“許す”ということに取り組み、許した時にそれが“感謝”に変わり、
大きな幸福感に包まれたことを、頬を輝かせて私に話してくれました。

素晴らしい奇跡!
娘が自分で気づき、心の変革を起こしました。
長く苦しんで来た15年でした。
たくさん学び、そしてここまで成長して来た娘に拍手を送ります。


【おめでとう!そしてありがとう!喜びと感謝にあふれています!】






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新しい年の始まりです! [日々のこと]

新年を迎え、満ち足りた日々を過ごしています。

たくさん本を読み、今まで気付かずに過ごして来てしまったことを
知り、新たな人生のスタートの折に知ることができた幸せと、ます
ます知り、学んで行きたい思いでワクワクしています。

『ニンジンの奇跡』 赤峰 勝人 著
『ほんとの野菜は緑が薄い』 河名 秀郎 著

この2冊の本から、食べる物の大切さ、命の大切さ、自然生態系を
守って行かねばならないこと等、たくさんのことを教えてもらいま
した。

私達の体は、食べた物でできていく。
だから、何よりもの基本である健康を維持して行くためにも、良い
食材で心を込めた食事作りをして行こう。

そして、安全な土作りから始め、健康な野菜作りをして行きたい。
これからの生きがいとしたい、と思っています。


『思い通りにいかないから人生は面白い』 曽野綾子 著

この本は、これからニセコに移住する私にとって、本当に巡り合えて
良かった本です。
これからの人生を生きて行く時に、きっと起きて来るだろう数々のことに、
こう考えて行けばいいのだなぁということをたくさん教えてもらいました。

いろいろなことが起きて来るに違いない、これからの人生を、精一杯に、
でも楽しんで生きて行きたい。
そのために、ますます多くのことを学んで行きたいと思っています。


【新たな人生に向けて、たくさん学んで行きたい!そんな新年のスタートです】






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