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『六十歳からの人生』 [本のこと]

『六十歳からの人生』 曽野綾子著

この本の帯にはこう書いてあります。

ーー人生の持ち時間は、誰にも決まっている。
六十、七十、八十、九十歳。
移り変わる体調、人づき合い、暮らし方への対処法。ーー

私は、小さい頃は弱い子だったらしいのですが、物心がついた頃からは、
とっても丈夫で、今まで健康に過ごして来ることができたのは、本当に
感謝すべきことでした。

でも、この本の“はじめに”にこう書いてあります。
ーー六十歳からは、いかなる人も逃れられない共通の運命が襲う。
老化という人間の本質の変化である。ーー

私も、昨年暮れから、右膝に痛みを感じるようになっていました。
右腰にも少々違和感が続いていました。今まで感じたことがない経験です。
体に湿疹ができて、少しずつ広がり、痒みに苦しみました。

この本の帯に書いてあるように、年齢と共に、これからもっと体調は移り
変わっていくのでしょう。

そして、“人づきあい”…!
ここ札幌にいれば、自分から求めて行かない限り、人づきあいというのは
ほとんどありません。

でも、4月に引っ越す所では、良きにつけ悪しきにつけ重要な課題と
なります。

幸いなことに、膝と腰の不調は、先日、娘のダンナさん(理学療法士)に
施術してもらうことができ、本当に良くなりました。感謝です。

湿疹は、皮膚科に行っていますが、なかなか手強いです。
体や心に現れてくることは、必ず何かのメッセージですから、きちんと
考え対処していかなければと思います。

そして重要な、“人づきあい”は、前回のブログ記事に書いたように、
“打たれ弱い”私にとって、大きな課題です。

でも、この本の中で、曽野綾子さんはたくさんのことを教えてくれています。

第1章 六十歳からの時間を生きる
第2章 六十歳からの人付き合いは、無理をしない
第3章 六十歳からの暮らしは、身軽に
第4章 六十歳からの病気との付き合い方

ーー対処こそが人間的な業なのだ。ーー
と曽野綾子さんが書かれているように、これからもいろいろ学びながら、
新しい人生を始めて行こうと思います。




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究極の幸せ。 [本のこと]

『どう生きる』 坂本光司 青木仁志 著

数年前にこの本を最初に読んだ時、珠玉のような言葉の数々に、驚きました。
感動し、涙が出ました。

昨日からこの本を、時々涙ぐみながら再読しています。

このところ、来春の引越しに備えて、本棚の本を出して整理しています。
自分の本ですから、線を引いて、何度も何度も繰り返し読んでいる本が
たくさんあります。

茂木健一郎さんは、読んだ本の内容を覚えていなくても、読んだ本の数
だけ、自分の土台が高くなり、視野が広がっていると、うれしいことを
おっしゃってくれていますが、実際に、自分の線引きだらけの本を手に
取り、読み直してみると、初めて読むように新鮮です(^^);

今回もこの本を読んで感動し、自分の人生について、いろいろ考えました。

本の帯には、坂本光司さんの〝今日を精いっぱい生きる。そして周りの人
たちから「あの人がいてよかったね」といわれる生き方ができれば、それ
は悔いのない人生である。」〟との文が載っています。

過去からの解放

青木仁志さんは、〝おわりに〟で、こう言っています。
ーー 私たちは両親から命を授かって、この世に生まれてきました。
(中略)
命には親からいただいた運命としての命のほかに、もうひとつあると私は
思っています。それは「使命」です。

使命とは生きる目的です。使命に出会ったとき、人は真に人間としての生き方
が生まれるのではないでしょうか。
(中略)
自分は何を求めているのか、自分にとって何が大切なのか、人生の目的を
考えることからすべてが始まります。
(中略)
答えを探しながら生きるのが人生ではないでしょうか。

(中略)
そして、自分をこの世に産んでくれた親への感謝、配偶者への感謝、
二人の間に生まれてくれたわが子への感謝、(略)すべての人たちへの感謝を
込めて、社会貢献していくこと。

その結果として、究極は「ありがとう」と言っていただける存在になる
ことが私の使命です。

人生は一度しかありません。人生にリハーサルはありません。
たった一度の人生をどう生きるか、真剣に考えて、その答えを毎日求め
つづけてください。ーー


〝大切なのは人生の目的で、自分は何を求めて、何のために生きているのか。〟

ここまでの人生を一区切りと考えて、来春ニセコに移住してからの人生を
新たなスタートと考え、この命題に取り組み、しっかりと生きていきたい。

その結果として、「あの人がいてよかった」「ありがとう」と言ってもらえる
ような人生になれば、究極の幸せだと思います。

そんな生き方ができるように、これから寿命が来るまで、生きていきたい。

本との出会いは素晴らしい。
忘れん坊の頭でも、まだまだ大好きな本と出会って行きたいと思います。

『どう生きる』 坂本光司 青木仁志 著
命には親からいただいた運命としての命のほかに、もうひとつあると私は
思っています。それは「使命」です。
使命とは生きる目的です。使命に出会ったとき、人は真に人間としての生き方
が生まれるのではないでしょうか。






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今、自分ができることを。 [本のこと]

『今すぐしなくてはならないこと』 木村秋則 著

「奇跡のリンゴ」のことを、以前のブログに書きました。
まだ映画化される前のことでしたが、不思議で、とても感動して書きました。

同じ著者の、今から4年程前に書かれた『今すぐしなくてはならないこと』を再読し、
昨今の異常気象の原因に改めて気付かされた思いです。

安心な大地

重要だと思うことを抜粋してみます。

P.134
「土の浄化なくして、自然環境の再生はありえない」

オゾンホール、巨大ハリケーン、大風……これらの「原因」は何か?
地球の見えない水脈の汚れです。
この汚れが河川を汚し、海を汚し、富養化した海水に、バクテリアが
異常発生し、その発酵熱が海水の温度を上げ、巨大低気圧を起こしています。

では、水脈の汚れの「原因」とは?
「土」の汚れなのです。
「土」の浄化なくして、自然環境の再生はありえません。

P.55
「日本の農薬使用量は世界一」

実は、日本での農薬使用量は世界で一番多いのです。
除草剤の使用量もまた、世界一なのです。
中国の野菜が危ないから、買わないという消費者が少なくないようですが、
中国の農薬の単位面積当たりの使用量は日本より少ないのです。

P.144
「もう川を汚さない、海を汚さない」

肥料・農薬・除草剤をまくと、まず、地下水が汚れます。
地下水が汚れると、川が汚れます。
そんなところにも異常気象の重大な原因があるということを、もっと
研究者が声をあげて発信してほしいと思います。
海のバクテリアの呼吸熱が高いために、低気圧が巨大化します。
この状況は、ますます悪化するでしょう。
風速100メートル級の巨大台風が、次々と押し寄せることになるかもしれません。

P140
「猛暑・洪水・水不足・干ばつ・食料不足・山火事・生物絶滅が発生」

ーー昨夜のニュースでも、アメリカでの大規模な山火事を報じていました。
多くの人が亡くなったようです。

木村さんは言います。
P.142
なにか対策を、今すぐにでも、講じなければならないと思います。
たとえ少しずつであっても、わたしたちには、今すぐにできることがあるのです。
P.147
このかけがえのない地球を、その頂点に立つ人間が守って行かなくてはなりません。
わたしたちの持つ脳みそは、破壊するためにではなく、進化させて世界を保護
するために使っていかなくてはならないと思います。


ーー私は、水を汚さないために、石けん洗剤を使うことを続けて来たり、
何がしかはして来たつもりでしたが、もっと自分たちにできることを真剣に
考えなくてはいけない、と反省しました。

P.161
自然はあまりにも過酷で、どんなにひとりでがんばってもできないこと
だらけです。
みんなで協力し合い、助け合うことができたとき、農業の変革も、より力を
増していくと思い、そう信じて東奔西走しています。
賛同者が少しずつでも増えてくれれば、それが大きな輪になり、力に変貌して
いくと信じています。

ーー私も、まず今自分ができることを考え、努力をしていかなければと思います。
地球のためにも、まだ見ぬ人たちのためにも。

『今すぐしなくてはならないこと』 木村秋則 著
「土の浄化なくして、自然環境の再生はありえない」





タグ:土の浄化
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人生の計画書。 [本のこと]

『魂が喜ぶ生き方』 佐藤友美 著

ーー面白い本に出合いました。
抜粋してみたいと思います。

P.71
「魂のブループリントという計画書」

私たちはスピリットから人間として地球に生まれる時、自分で人生の
計画書を創ります。
それを魂のブループリントと呼びます。
(略)
私たちは一人で生きているわけではないので、日々さまざまな人と出会い、
共に過ごします。
そのタイミングも出会う人もすべてブループリントに記されているので、
すべての出会う人たちとその緻密なブループリントを相談して創っている
ことになります。
P.72
(略)ほとんどの出会いは生まれる前、それぞれと話し合ってどのような影響を
与え合い、どのような交流をするかということをだいたい決めて生まれてきます。
(略)
誰とどんな愛を育んで学んでいくかということなどを含め、それらのタイミング
をすべて決めて生まれてくるのです。
P.73
また、私たちは決して自分を不幸にしようと思って計画しているわけではありません。
なぜならその苦労から得られるものは、非常に価値の高いものだからです。
それを学びたいために計画をしているだけなのです。

そして、私たちの行動は計画的に調整されてはいますが、しかし、そこで
どのような感情を感じるか? どんな気持ちで過ごすか? という感情だけは
常に自由に選択できるようになっています。

P.75
自分の人生という時間を、どのような気持ちで過ごしているかを決める
のは自分の意志次第なのです。

ブループリントという計画書に沿って私たちの人生は進んでいますが、
私たちは気持ちや感情をどのように扱うかということは常に自由になって
おり、その感情というツールを通して、自分を成長させていくということが
この世界ですることの一つなのです。

人生の計画

ーー長い抜粋になってしまいましたが、とても面白いと思ったのは、
人生で起きてくる出来事や、自分の行動は計画書通りだとしても、
その時に感じる気持ちや感情は、自分で選択しているのだということ
です。

何かが起こり、辛い気持ち、いやな気持ち、悲しい気持ちをもし感じたとしても、
自分で設定してきた学びを終えて良かった!と早めに感情を切り替えてしまえば
いい。それは自由なのだ。

成長するために自分で計画してきた出来事だから、潔く経験して、自分なりに
学びを終えたと思ったら、なるべく早く切り替えて、楽しい幸せな気持ちで、
また暮らして行けばいい。

自分で計画してきたブループリント。
さて、お次は何が来るのかな?

何が来てもしっかり経験して、学ぼう。
そしてその時の感情は、自分で選択して行こう。

これからの人生は、そう意識して生きていこう!と思わせてくれた
面白い本との出合いでした。

『魂が喜ぶ生き方』 佐藤友美 著

人生で起きてくる出来事や、自分の行動は計画書通りだとしても、
その時に感じる気持ちや感情は、自分で選択しているのだということ
です。







タグ:魂が喜ぶ
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天風さんの言葉。 [本のこと]

『君に成功を贈る』 中村天風 述

これは、天風さんが若者たちに講演したものを著した本です。

この本を手に取ったのは、今回の仕事を辞め、心身共に弱くなっていた
時でした。

高熱から37度台の微熱に変わって来てはいましたが、時に38度まで
上がることもあり、体調の悪さと共に、心の状態もかなり辛かった。

パラパラとめくってみると、
〝具合が悪いときに具合が悪いと言ったら、具合が悪いのが治るかい〟ーー

〝どんな名医や名薬といえども、たのしい、おもしろい、嬉しい、
というものにまさる効果は絶対にない〟ーー

〝悲しいことや辛いことがあったら、いつにもまして、笑ってごらん。
悲しいこと、辛いことのほうから逃げていくから〟ーー

等、目に入って来て、体調も心の状態も悪かった私に、天風さんが
語りかけてくれるように感じました。

そして何より心に響いたのが、この本の最初の項目である
「幸福な人生を作る」の中の〝他人に好かれる人になりなさい〟
でした。

いつも積極思考を力強く説く天風さんの、
「有意義な幸福な人生に生きるには、何をおいても一番先に必要な
ことはなんだと思われますか」という問いかけへの答えが、

「他人(ひと)に好かれる人間にならなければいけない」
ーこれが人生の一番の根本基礎なんだ、と言っているのです。

「どんなに学問ができようが、どんなに経験を積もうが、どんな手腕を
もっている人間であろうが、他人に好かれない人間というものは、もう
だんぜん、有意義な幸福な人生に生きられないんですよ。」
というのです。

とても心に響きました。

未来に向かって

信長のどんな叱責にもめげずに、明るく行動できた秀吉のように、
愚直に見えても、笑顔で明るくふるまえたらいいのにな。

その時の私には難しく思えたけれど、どんな時でもなるべく笑顔を心がけて、
もっと人に好かれる人間にならねば、と思いました。

何かあると、心にグッと来てしまうけれど、天風さんの言うとおり、
日々の心がけを忘れずに、辛い時ほど笑顔になれることを目指していきたい。

若者に語りかけている本ですが、いくつになっても心に響く天風さんの
言葉の数々です。

『君に成功を贈る』中村天風 述
「他人(ひと)に好かれる人間にならなければいけない」



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読んだ本の高さ分。 [本のこと]

『脳がワクワクする「語学」勉強法』 茂木健一郎著

P・82
僕が最近よく思うことは、「読んだ本の高さ分だけ、人は成長すること
ができる」ということです。
(中略)
たとえば、500冊読んだら500冊分の高さだけ自分の足元に土台が
できあがり、その高さ分、遠くまで世界を見ることができます。
50冊なら50冊分、100冊なら100冊分の高さだけ、視界は開けて
いくのです。

一歩も積み重ね

読書とは、「過去に読んだ本の数だけ、生きるうえでの英知を手にすること
ができる」ものといえるのではないでしょうか。


ーー私は本読み人間なので、この文章からとても勇気をもらいました。
でも疑問は、自分のたくさんの本の高さ分の英知を、私は手にしているの
だろうか?ということです。
何回も読んだ本でも、再度読むと、「へ〜!そうだったんだ」なんて思う
ことがしばしばある私です。

でも、p・67に、こう書いてあります。

また、読書は、「体験」としてとらえることも必要です。
つまり、読んだ内容すべてをずっと覚えておこうとしなくていいのです。
極端な話、読んだ片っ端から忘れていってもかまいません。
(中略)
一冊の本を読んでそこから得られる具体的な情報よりも、むしろ二、三年
経ってから思い出すような「無意識に蓄積された影響」こそが、真にその人
にとっての貴重な読書体験の成果なのかもしれません。


ーー読んでも、結構忘れている私の頭ですが、茂木健一郎さんは、忘れても
いいというのですから、こんなにうれしいことはありません。

脳に蓄積された無意識の影響、それが読んだ本の高さ分だけ、私の成長に
役立っていると信じると、うれしい気持ちになって来ます。



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自分で書いて来た人生。 [本のこと]

『神様を味方にする法則』 小林正観 著
P・150
どうも私たちは生まれる前に、自分の人生をシナリオに書いてきているようです。
自分はどういう場所で、どういう名前で生まれ、どのような人生を経て、
いつ死んでいく、ということを全部自分で決めているらしいのです。

自分のシナリオどおりに生まれ、ときに病気や事故に遭い、予定どおりの日時に、
予定どおりの事情で死んでいく。不運・不幸で死ぬわけではない。

自分で書いたシナリオですから、人生で起こることは全部、自分にとって
ベストの出来事です。ベストなのだから、「病気はツラい。嫌だ」
「どうして事故に遭ってしまったのか」などと、思い悩む必要はありません。

死についてもそうです。50歳で死ぬ、80歳で死ぬ、100歳で死ぬ。
一人ひとりがみんな違う。あれをしたから死んだとか、こうしていれば
死ななかったとか、そういうことはありません。

P・151
病気や事故で死ぬわけではなく、老衰で死ぬわけでもない。
死ぬのは、それが自分で決めた「寿命」だからです。

もっと根源的な部分の話をすれば、人間は、長生きをすることが目的
なのではありません。死ぬまでに何をするか、何を残すかだけ。


P・199
自分でシナリオを書いて、シナリオのとおりに生まれてきたのなら、
力を入れて人生に取り組む必要はありません。
ただ目の前に起きたことについて、感想・論評・評価をせずに、笑顔で
「はい、わかりました」と受け入れていくことだけ。

P・192
すべての人が、それぞれに事情を持っているけれども、どんな状況でも、
愚痴や泣き言を言わずに、笑顔で受け入れて、楽しい話題や情報を提供する。
口に出す言葉がいつも明るくて楽しいものであったなら、周りの人たちも、
神様も、みんな味方になってくれます。

神々しく

ーー人生に起きて来ることが、すべて自分が書いたシナリオどおりである
ならば、出会う人も、病気も、死も、抵抗せず受け入れるしかないわけですね。

大切な人の人生も、自分で書いて来たシナリオどおりに生きているのだと
思えば、出会う人も、病気も、死も、その人の設定どおりなのだと、
心痛めずに受け入れればいいのですね。

だとしたら、生きている間は、できるだけ楽しく、自分も相手も、細胞が
喜ぶような言葉を口にして、明るく過ごしていこうと思います。

自分で書いて来た人生を、丁寧に、笑顔で、決めて来た日まで。




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祈り。 [本のこと]

『新 祈りのみち』 高橋佳子 著
「感謝の祈り」

すべてが
生かされ
育まれ
見守られているように
わたくしも
生かされ
育まれ
見守られ
そして
導かれています。

ありがとうございます。

祈り

ここで合わせる手を
誰に向かっても
合わせることができるように
導いてください。

わたくしに注がれた光を
他に伝えることができるようように
わたくしにもたらされた恩恵に
報いることができるように
わたくしを支えてください。

***

「父母への祈り」

父に感謝します。
母に感謝します。
あなたたちがいて、今のわたくしがあります。
わが父母を敬い、愛し
子としての道を尽くして祈ります。

わたくしを生み育ててくれた
両親に光を与えてください。
両親が光に満ちた道を歩めるように導いてください。

***

「子への祈り」

わが子を助け愛し育み
親としての道を尽くして祈ります。

わが子に光を与えてください。
わが子が
健やかに
たくましく
愛に満ちた人となるように
支えてください。


ーー悲しいけれど、お互いの思いがすれ違うこともあります。
意見が食い違うこともあります。

でも、この祈りは、祈り続けて行きたいと思っています。












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未来には必ずいいことが。 [本のこと]

『神様からのBright word』 日下 由紀恵 著
P.84
人生がある日
突然ひっくり返されてしまったと感じるなら
あなたはメビウスの輪の上にいます。
焦らずそのまま前に進めば、
ちゃんと穏やかな場所へ
戻れるようになっています。
しかも今までとは比べものにならないほど
景色のいい場所へ。

P.85
ある日突然、予期せぬ出来事や問題が起こる。
悲しみや不安でどん底へ突き落とされる。
出来事の渦中はいつも大嵐……。

でも大丈夫!
人生はメビウスの輪。
行き止まりも迷い道も落とし穴もない。
進めば進むだけ、高い次元へ運んでくれるのです。

予期せぬ出来事は
いつもがんばっているあなたを上のステージへ運ぶ、
神様から差し伸べられた温かな手。

いつか今の場所を見下ろして
懐かしく話せるときが必ず来ます。


…私はこの著者の本の中の言葉に、何度も励まされて来ました。

そして以前のブログに書いた、赤毛のアンの「道の曲がり角」。
松本侑子さんの文章……人生には、誰しも予期もしない出来事があり、
道の曲がり角が訪れます。曲がった向こうに何があるか、未来は誰にも
わかりません。
しかし、「曲がった先には最高のものが待っている、そう信じることにしよう」、
このアンの心がけが、人を幸福へと導いていく……。これが、著者モンゴメリが
私たち読者に贈るもっとも大切なメッセージです。

…以上の文章も思い出しました。

未来

私も、予期せぬ出来事や問題が起きたら、人一倍大嵐になってしまうけれど、
未来には必ずいいことが待っていると信じたい。

私の子供たちにも、「曲がり角」が訪れたことがありました。
本人の心が一番大嵐だったけれど、私たち親もそうでした。
辛い時期、助け合い支え合って、一緒に曲がり角を曲がって来ました。

今、私たちにも「曲がり角」が訪れています。
そして、曲がった先には最高のものが待っていると、アンのように
信じて、生きて行けたらと思います。






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すべては良きことのために。 [本のこと]

『すべては良きことのために』 山川紘矢 著

この本は、私の座右の本の一冊です。

P.267より。

この世で、いま苦境にある人はたくさんいるでしょう。

でも、それも、実のところは、なんであれ、大丈夫だと僕は思います。

必要でやっているのだ、と断言したら、酷でしょうね。

他人のことはともかく、自分に起こってくることを、すべては自分が
引き寄せている必要な体験なのだ、と捉えることができるようになれば、
状況は変わるでしょう。

自分が引き寄せたのだからと、自分を責めてはいけません。
まずは自分を責めないことです。

その上で、自分は必要な体験を自分で引き寄せて、たましいを
磨いていると、解釈してください。

つらいことがあっても、それを体験することによって、大切なことを
学んでいるのです。

つらいときは自分を誉めてあげましょう。
自分は勇気のあるたましいなのです。

「ありがとう」を無邪気に1日10回以上、機械的に唱えるだけでも
何か状況が変わるでしょう。
心から唱えられたら、もう大丈夫です。

〝自分に起こることすべては必要で起こっている〟
とあなたはもう受け入れられますか?



山川紘矢さんの本に、私は、本当に苦しくて泣きたい時に
何度も助けられて来ました。

失敗したり、うまく行かなかったり、自分がなさけなくなったり、
不安になったりした時、
あなたは、精一杯やってるよ、素晴らしい存在だよ。
自分を責めるくせをなおし、誉めるくせをつけようね。
人生は、ゆっくり、楽しみながら生きればいいんだよ。

と語りかけてくれ、私の座右の銘である
〝すべては良きことのために〟
起きてくることを教えてくれました。

そして、いつでも感謝の気持ちで生きていくことの大切さを
教えてくれた、山川さんや、たくさんの方たちに感謝です。


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