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今日は、誕生日でした。 [日々のこと]

幸せな時は、鈴木秀子さんが言われている〝幸せの発信地〟に
なりたい、とか、少しでも〝世の為、人の為に生きたい〟とか
思って来ました。

最初、私の2か月後に入社して来た女性が、〝太陽のような笑顔
の人〟の標的になった時、本当に驚きました。

大人の世界の〝いじめ〟だと思いました。

それを初めて目の当たりにした時は、心が凍りました。

彼女を少しでも慰めたいと、その日「携帯見てね」と言って
パートの私は、3時半に職場を出ました。

ショートメールで「今日待っているけれど、都合が悪かったら
連絡してね」と入れて、ずっと待っていました。

社員の帰る時間の5時半を過ぎても、何の連絡もなく、あの後
また何かあったのかと心を痛めました。

さすがに6時半になり、「ずっと待ってたけれど、今日は帰るね」
とメールを送りました。

するとすぐに返信が来ました。

「返信遅れてすみません。お心遣いありがとうございます」

…もう、彼女は家に帰っていたんです。

自分なりに、思いやりの気持ちで誘ったことでしたが、帰り道は
トボトボと帰りました。

その後もしばらく、いじめの矛先は変わりませんでした。

でも、気に入らなくなったら、その矛先が私に向かうことは
予想していなかったわけではありませんでした。

〝角を矯めて牛を殺す〟

誰しもに、欠点はあるものです。
それを直そうとして、牛を殺してしまう。

それが、今までずっと続いて来たようです。

同僚がやられても心が凍ってしまったのに、同僚の心は強く、
私の心は折れました。

この会社の行く末は、もちろん分かりません。

でも、私は、良い勉強をさせてもらったと思います。

脳科学者の中野信子さんによると、キツい言葉を吐いても、
その人は、相手の為を思って言っていると信じている為、
言われている相手の気持ちとは裏腹に、「あなたのためなのよ」という
感覚で、ドーパミンという快感ホルモンがどんどん出ているとのこと。

それが、代表取締役の人のやっていることで、誰にも止められない、
とすれば、〝角を矯めて牛を殺す〟状態は、永遠に続く。

それに耐えて頑張っている人、私のように無理な人。

これ以上に、もっと大変な職場にいる人も、たくさんいると思います。

江原啓之さんが言っています。「人は仕事をする為に生きているの
ではありません。生きる為に仕事をしているのです」

仕事の為に、ましてや、困った感覚の人に、心や命を奪われて
しまわないように祈るばかりです。

大切なことをたくさん学ばせてもらいました。

すべては必然、意味のあること、自分で引き寄せた課題だったの
でしょうが、正直に苦しかった。

そんな大きな学びを得た貴重な誕生日でした。


誕生日


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