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『プーと大人になった僕』 [日々のこと]

昨日午前中、まだ体と心の調子が良くない状態が続いていました。

良い勉強をした、良い経験になった、と、自分に言い聞かせても、
繰り返し、波のように、それはやって来るのです。

いろいろな映像が、心に浮かんで来て、心がザワザワするのです。

娘に電話をかけて、自分の思いを聞いてもらいました。

いろいろな立場から、物事を見て、経験しなければ、きれいごと
を言ってしまいがちなことに気がついたことも、話しました。

話しても、話しても、ベッドに横になっている私の、体も心も
沈んで行くようでした。

急に、私の頭の中に、一瞬何かの予告編で見た、プーさんの顔
が浮かびました。



普段、ぬいぐるみで見かけるプーさんと違うのです。

表情も、手触り感も、違う感じなので、まさかプーさんだとは
思わなかったのですが、その予告編では、そのぬいぐるみを
プーさんだと言い、ちょっと疲れて見える大人の男性が、
あのクリストファー・ロビンだと言っているのです。

妙に印象に残っていて、朝、新聞の映画案内を見たら、あら!
〝プーと大人になった僕〟という題名で、上映されていました。

その話を娘にしたら、「母さん、行こうよ!きっと元気になるよ!」
と言ってくれて、ストーリーも知らないまま、急遽見に行きました。

生きて行くこと、大人になって行くこと。

誰もが、経験して行かなければいけない道筋です。

誰もが、無心で楽しかった、怖いこともあるけれど、夢に溢れた
童心の時期を過ごしていると思います。

でも人は、そのままではいられません。

ずっと、そのままでいられたら、どんなに平和なことでしょう!

競争に組み込まれ、心の平和も、家族の幸せも、無くして
しまうこともあるでしょう。

「人は、仕事をする為に生きているのではなく、生きる為に
仕事をするのです」…なのに、自分も家族も幸せに生きて行く
為の仕事が、すべてを無にしてしまうことさえあるのです。


でも人は、生きる為に働かなくてはいけません。
そして、働くことによって、生きる糧を得、自分を磨き、成長し、
世の為人の為にもなり、何より自分や家族を幸せにするのです。

人は、仕事で、心を無くしちゃいけない、幸せに生きる為に
働くのだ!

そして、人生を楽しむ為に、時に童心に返り、何もしない時を
楽しみ、心から和み、笑いたい。

娘が、「行こうよ!」と言ってくれて、おまけに映画代も
プレゼントしてくれたおかげで、自分で払って見るよりも、
娘がプレゼントしてくれた気持ちを受け止めるだけで、さらに
元気が出た私です。

映画にありがとう。娘にありがとう。家族にありがとう。

そして、ある意味、本当に貴重な経験をさせてくれて、本当に
大切なことに気づかせてくれた、今回の職場と人達に、
ありがとう…です。



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