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早く元気になるからね! [日々のこと]

今朝の北海道新聞の〝くらし〟面の記事を読み始めて、「あ、私これだ!」
と思わず声が出てしまいました。

記事を抜粋してみます。

「Highly Sensitive child」を略した「HSC」。
「人一倍敏感な子」「とても敏感な子」と訳される。

感受性が豊かで人の気持ちや環境の変化によく気が付く一方、気疲れ
しやすく、ささいな叱責にも深く傷つく気質を持つ子どもを指す。

HSCは米国の心理学者、エイレン・N・アーロン博士が2002年に提唱した。
病気や障害ではなく生まれ持った気質で、人口の15〜20%が該当するという。

「深く考える」「共感力が高く、感情の反応が強い」
「過剰に刺激を受けやすい」「ささいな刺激を察知する」
の四つの特性を全て持つとされる。

共感力が高いため、困っている人によく気が付き、優しく思いやる一方、
テレビの刺激の強い場面を怖がり「消して」ということも。


ーーああ、これ、子供の頃の私でした。
というより、今の私です。

HSCに関する著作のある十勝むつみのクリニック院長の長沼睦雄さん
のお話も抜粋してみます。


アーロン博士はHSCに先立ち、HSP(Highly Sensitive Person =
「人一倍敏感な大人」の意味)の概念を発表しました。
約20年前です。

この研究を知り、驚きました。(中略)
従来の概念では説明しきれなかったことが、この研究でふに落ちること
が多々あり、さっそく診療や研究に取り入れました。その後、HSCの
研究が発表されたのです。(中略)

「病気ではないので、必要なのは治療というより『養生』です。
(中略)まずは休み、ゆったりと落ち着ける環境で精神的なバランス
を取り戻すようにします。


ーーまさに、今の私です。

子供のころ、「うるさくてイヤ」と幼稚園に行きたがらなかったこと、
友達と外で遊ぶのが苦手で、家で本を読んだり、お人形遊びが好きで、
母に「もやしになるから外に行って遊びなさい」と叱られずに済む
雨の日が大好きだったことも、思い出しました。

記事の見出しに、〝否定せず受け止めて〟とあります。

私は、自分の性格を、普段はあまり意識せずに過ごして来たけれど、
今回の一連の職場でのあれこれで、他の人への強い叱責や、理不尽
な言動にとても心を痛め、その矛先が自分に向いて来た時、恐怖に
おののき、精神的に打撃を受けて、体調まで大きく崩してしまった
ことを、自分の性格の弱さだと落ち込み、否定的になっていました。

そんな私を、主人はあたたかく、毎日応援し、包んでくれました。


長沼先生の言葉をもう少し。
「子どもの気質を『その子らしさ』として受け止めることが
大切です。他の子と比較したり、『普通の子』を目指す必要は
ありません。厳しい叱責は逆効果。
HSCは理解され、安心できる環境で育つと感受性の豊かさや
鋭敏さを生かし、社会で活躍できるようになります」


ーー私は、HSPかもしれないけれど、『普通の人』を目指す
必要は無いし、心身が回復したら、また元気に、自分なりに
生きて行けば良いのだと、今朝の新聞の記事から教えてもら
いました。感謝です!

光あるところ

主人にありがとう。娘にありがとう。

早く元気になるからね!(^^)





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