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究極の幸せ。 [本のこと]

『どう生きる』 坂本光司 青木仁志 著

数年前にこの本を最初に読んだ時、珠玉のような言葉の数々に、驚きました。
感動し、涙が出ました。

昨日からこの本を、時々涙ぐみながら再読しています。

このところ、来春の引越しに備えて、本棚の本を出して整理しています。
自分の本ですから、線を引いて、何度も何度も繰り返し読んでいる本が
たくさんあります。

茂木健一郎さんは、読んだ本の内容を覚えていなくても、読んだ本の数
だけ、自分の土台が高くなり、視野が広がっていると、うれしいことを
おっしゃってくれていますが、実際に、自分の線引きだらけの本を手に
取り、読み直してみると、初めて読むように新鮮です(^^);

今回もこの本を読んで感動し、自分の人生について、いろいろ考えました。

本の帯には、坂本光司さんの〝今日を精いっぱい生きる。そして周りの人
たちから「あの人がいてよかったね」といわれる生き方ができれば、それ
は悔いのない人生である。」〟との文が載っています。

過去からの解放

青木仁志さんは、〝おわりに〟で、こう言っています。
ーー 私たちは両親から命を授かって、この世に生まれてきました。
(中略)
命には親からいただいた運命としての命のほかに、もうひとつあると私は
思っています。それは「使命」です。

使命とは生きる目的です。使命に出会ったとき、人は真に人間としての生き方
が生まれるのではないでしょうか。
(中略)
自分は何を求めているのか、自分にとって何が大切なのか、人生の目的を
考えることからすべてが始まります。
(中略)
答えを探しながら生きるのが人生ではないでしょうか。

(中略)
そして、自分をこの世に産んでくれた親への感謝、配偶者への感謝、
二人の間に生まれてくれたわが子への感謝、(略)すべての人たちへの感謝を
込めて、社会貢献していくこと。

その結果として、究極は「ありがとう」と言っていただける存在になる
ことが私の使命です。

人生は一度しかありません。人生にリハーサルはありません。
たった一度の人生をどう生きるか、真剣に考えて、その答えを毎日求め
つづけてください。ーー


〝大切なのは人生の目的で、自分は何を求めて、何のために生きているのか。〟

ここまでの人生を一区切りと考えて、来春ニセコに移住してからの人生を
新たなスタートと考え、この命題に取り組み、しっかりと生きていきたい。

その結果として、「あの人がいてよかった」「ありがとう」と言ってもらえる
ような人生になれば、究極の幸せだと思います。

そんな生き方ができるように、これから寿命が来るまで、生きていきたい。

本との出会いは素晴らしい。
忘れん坊の頭でも、まだまだ大好きな本と出会って行きたいと思います。

『どう生きる』 坂本光司 青木仁志 著
命には親からいただいた運命としての命のほかに、もうひとつあると私は
思っています。それは「使命」です。
使命とは生きる目的です。使命に出会ったとき、人は真に人間としての生き方
が生まれるのではないでしょうか。






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sasasa

本を読む事で、新しい世界が広がりますね(^_^)
by sasasa (2018-11-25 16:10) 

kacochan

sasasaさん、ありがとうございます。
読んでも、結構忘れてしまうのですが、潜在意識に
蓄えられていくようなので、楽しみながらたくさん
読んでいきたいと思います(^^)
by kacochan (2018-11-26 12:54) 

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